高エネルギー加速器研究機構(KEK)では新しいプロジェクトSuperKEKBを推進しています。これは、1999年から2010年まで稼働していたKEKB加速器とBelle測定器を高度化するものです。 SuperKEKBでは加速器が40倍の性能となり、測定器も加速器の性能向上に対応してBelle Ⅱ測定器へと新しく生まれ変わります。大量の電子・陽電子(電子の反粒子)衝突により起こる反応の測定のため、データ収集システムやデータ処理の効率化を図ります。さらには、最先端の技術を用いた新しい検出器群を導入します。